ウインチ

グライダーと趣味として35年あまり、競技会へ出場するようになって曳航する道具立てもショックコードからウインチへ変わり、日本選手権出場を機に、多くのウインチを設計制作を依頼し改良を続け何台のウインチを作ってきたのだろう・・・・・アルバムを探してみても10個は下らない・・。写真にはない世界選手権へ持参したウインチも国内のどこかで動いているはずだ。

RCメーカーを退職し、モデルビルダーとなってからもその行為は続き、挙句の果てには旋盤・フライス盤・大型ボール盤から割り出し盤等々・・。グライダー制作にとどまらず機械加工まで始め、ついには自分でウインチを作ってしまうまでに至っている。

F3B用のウインチはたぶん15~16台は作った(発注したのは10台ほど)記憶だが、モデルビルダーとなってからもF3B用だけでも7台は作っている。その最終型が昨年作ったF3Bモデルであり、趣味の次元での制作故、アルマイト処理まで自分でやってしまうこり様でにはちょっと自分でもあきれるときがある。

大昔、「コシバウインチ」と称されるウインチがあり、日本選手権へ出場して初めて見たそのウインチには衝撃を受けたものだった。

三菱キャンター12V用のシャフトダイレクトに組まれたウインチのパワフルな巻き上げには、「自分も欲しい~~~」と強く思ったことが今までのウインチ制作の発端だった。

途中、ベルト駆動のウインチを作ったり(選手権には使えないのが後で知ったお粗末な結末のウインチであった)、エンジンスタート用のセルモーターで小型ウインチを作ったり、軽自動車用のモーターで中型を作ったり、建築科卒業の自分でありながら機械加工の面白さには今でも尽きないのが不思議なくらいである。自分は機械科に進めばよかったのかも・・・(笑)

時折、ウインチ制作の依頼があるが、ここまで凝った作りをしてしまうと、制作作業時間を請負価格へ反映することができず、お断りするのがとても恐縮する・・。

割り切って「それなり」の作りで作ればいいのに・・・といわれることもあるが、正直楽しくないその仕事は受けたくないのである。

作りながらここはこうして・・・あそこはこうして・・・などニンマリしながら作るのが楽しいのである。

自分用に作ったこのウインチが、最終型としてこの趣味が続く以上愛用していこうと思っている、私とともに「津波にのまれる」体験も一緒にしたウインチへの愛着は、他の道具にはないものがある・・・・。

PCアルバムに残っているものだけをアップした。

Shun Yuki Written by:

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