ASH-25 初飛行完了

2016年10月23日、いつもの大郷土手にてASH-25  スパン1530ミリのミニグライダー初号機初飛行を終えました。

初号機オーナーとなったKY氏、数年前に同じような仕様のスロープグライダーを飛ばした経緯があるとのことで、彼のホームページへは秋田寒風山での飛行が書かれておりました。

あれから数年経った昨今は搭載するメカ類も重量は3分の1、性能は格段に良くなっている時代になりました。

機体の製作制度もシャーレウイングを30年もの間作ってきたノウハウを全て凝縮し、軽さ・強度・仕上げ共に6年前よりは上がっているはずです。

先のDG-600も200グラムの軽量で機体が完成、すこぶる俊敏な機体で飛ぶことができ、ついでこのASH-25,主翼のアスペクトレシオをあげて滑空比の改善を狙っての製作です。

翼面荷重もほぼ同じ重量に仕上がり、300gは超えましたが、全体的に大きくなった分、安定性やフライト感覚もマイルドになり狙いの部分は達成できました。

どうしても初号機は強度面で保険をかけた製作になってしまい胴体は特に強度過多気味。積層数を1プライ減らしても十分なことが想定できます。

と言ってもあと30gほどの軽量ができるぐらい。安心できる強度といえばこれでよしと思えます。

残るミニクラスとして製作する予定はGenesiss-2独特のフォルムを持ったスタイルのグライダー。パーツは完成しており、あとは組み上げメカ搭載するだけ。10月中に飛ばしたいと思っております。

ご期待ください。

10月25日追記

動画をご覧になった方から、お問い合わせの中に「購入可能なのでしょうか」などの連絡がありました。

詳細の書いておりませんでしたもので、ここで諸元などご案内致します。

DG−600 & ASH-25 機体オーダー価格(ノーマル仕様)¥38,000円(リンケージパーツ付属)

スパン    :1530ミリ

主翼面積   :13デシ

水平尾翼面積 :1.8デシ

機体完成重量 ;初号機重量200g(オーダー仕様によって変わります)

飛行重量   :344g(9gサーボ2個・受信機frysky4ch・リポ1セル×2個)(初号機参考)

主翼・水平尾翼:グアラスクロス・ローハセル積層シャーレ工法アクリル塗装しげ

胴体     :グラスクロス#100g 2〜3プライカーボンロービング補強アクリル塗装仕上げ

特徴     :軽量化を目的に2chでの飛行が基本に設計しました。主翼のかんざしを支点に

エルロン/エレベーターのミキシング(フライングウイングと称します)で飛行します。

動画を見てお分かりの通り、2chのエレボン操舵で十分安定した飛行が可能です。

フルチャンネルのサーボ搭載も可能ですが、重量が増えてしまいますので、

飛行が難しくなってしまいますし、着陸での破損率も重量増加で壊れやすくなって

しまいますので、お勧めできません。

フルオーダー製:オーダーいただきます時に基本仕様の他にご要望によって仕様を変更することが可能です。

主翼をウラジミール製の#26gカーボンシートへの変更や胴体をカーボンクロスでなどの

変更も可能です。

その都度お見積もり差し上げますので、ご希望事項を連絡いただくようになります。

メカ搭載   :使用するサーボ2個のメーカー変更も可能です。搭載する受信機もご指定いただけます。

搭載手数料として¥5,000円で承ります。

ミニDG−600の価格も同価格で承っております。

 

 

 

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

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