Voice Altimeter (音声高度案内&バリオブザー)

昨年の3月から改良を重ね約1年、ブザーの変更や音声の男・女の種類(ROM差し替え)など、ここまでバージョンアップしました。


バリオブザーは上昇/下降と音程を変え2種類の音を発生し、飛行中水平飛行の場合は無音となり、水平な飛行状態である事を音で確認できます。

高度案内装置は3つのボタンがあり、現在地0セットボタン・最高高度案内ボタン・リアル高度ボタンの3つと音声の案内ボリューム・バリオブザーON/OFFスイッチが装備され、競技会経出場の場合などは、このバリオスイッチをOFFにする事が出来ます。

テスト日はあいにく風が5〜6mほどあり、カメラのマイクへ風切り音が入り音声案内やバリオブザーが録音しづらかったのが残念です。

実際の使った感じはリアル高度ボタンを押すごとに高度変化を案内『108メーターです』してくれますので、サーマル判断がしづらいときなどに旋回ごとにボタンを押すと上昇/下降は音声で確認できるという優れものです。

はっきりしたサーマル上昇はわかりますがモヤモヤしたサーマル発生当初のリフトなどは視認が難しいときが多く、このようなときに音声でアドバイスしてくれる装置としてずいぶん前から欲しかった装置でした。

昨今はいろんなメーカーさんからバリオや高度計など器機に盛り込まれていますが、モヤった空模様のときなど高い高度にある機体から目を離し送信機の表示部分のこうを確認して機体へ目を移すと・・・たった2〜3秒でも一瞬見失いヒヤッ・・・とした経験は誰もが1度は経験しているものと思います。

音声案内はこのトラブルを解消する最高のアイテムとなりました。

製作された片桐氏も同じような思いから毎晩こつこつと製作しここまで完成する事が出来、電子部品を組み合わせて製作する時間を思えば大変な御苦労かとお察しします。

飛行をご覧頂いた方々も好評かをいただき購入希望も多く、製品化するまでには至っておりませんが、希望者があれば受注生産という形で提供を考えております。

ただ、使用においての制限があります。

基本Frskyのモジュールへ接続して使う器機として製作しておりますので、送信機の機種が限定されてしまいます。

JR社の11X ZeroやPCM9・9X/ 10S F社のFrskyテレメトリー式モジュールが接続できる機種に限ります。

また受信機もFrskyのモジュール式に限定され、4ch(ハンドランチ用として使えます)8chのテレメトリー式受信機のセットでなければなりません。

ご理解いただける方からのオーダーで生産依頼してみますが、現在高度センサーのパーツの入手困難となっており、センサーがないと製作が出来ません。

現在探しておりますが、最悪政策を断念せねばならない事も有屋も知れません、ご了承くださいませ。

 

 

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

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